国際交流「ねらい・取り組みの方向性~」
ねらい
東京大会の開催に向け、政府の東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会推進本部は、全国の自治体とオリンピック・パラリンピック参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図るとともに、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、ホストタウン構想を推進することとしています。
本県としても、キャンプ地誘致の取組と並行してホストタウン構想に取り組み、市町との連携の下、キャンプ地誘致に成功した競技チームの国等を相手国として、教育、スポーツ、文化をはじめ幅広い分野における交流を推進していきます。
外国人と直に交流する機会は、子どもたちはもちろん、大人にとってもかけがえのない経験となります。ホストタウン構想の取組を契機とし、更なる県民の国際理解の促進、国際交流・協力への参加促進や、外国人が暮らしやすい地域づくりの推進につなげていきます。
取組の方向性
1. ホストタウン構想の推進 (再掲)
ホストタウン構想に基づく交流
- 国が定める要綱に沿って、キャンプ地誘致活動の動向を踏まえながら、相手国との人的・経済的・文化的な相互交流を図ります。
2. 国際理解・国際交流の推進
県民の国際理解の促進
- 県民主体の国際理解活動を促進するため、民間団体等と連携し、地域の国際理解を推進する人材を育成します。
- 多彩な人材を活用し、産学官協働による県民の国際理解を促進するための公開講座やシンポジウムなどを開催します。
国際交流・国際協力への参加促進
- 県民一人ひとりが積極的に国際交流や国際協力活動に参加できるよう、様々な媒体を活用した情報提供を行います。
- 民間レベルにおける国際交流・国際協力のより一層の取組拡大を図るとともに、それらを担う人材の受入れ・派遣の支援を行います。
グローバル人材の育成
- 高校生を対象とした留学支援、グローバルコミュニケーション力の強化等を図ります。
- 大学コンソーシアムとちぎ7と連携し、高等教育機関の学生を対象としたグローバル人材育成事業を実施します。
- 民間団体等と連携し、通訳ボランティア・災害時外国人サポーターの育成等による異文化理解を推進します。
継承したいレガシー
世界の人が集う国際色豊かな社会
7 県内 19 の大学、短期大学等の高等教育機関が相互の連携・交流を強化するために設置した共同体